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2023.08.07

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整備工場のリフトのお話し 2台目は工場から、リフトも取り替え安心、安全に

自動車整備機器の見本市「オートサービスショー2023」

6月に自動車整備機器の見本市「オートサービスショー2023」が東京ビックサイトで催しされ、 当社スタッフも視察に行ってまいりました。
「ヒトとクルマの未来を守る整備機器」をテーマに様々な整備機器が紹介されていましたが、残念ながら撮影はNG…。
ということで雰囲気だけでも掲載します。

どこの業界でも同じかと思いますが、少子高齢化による人材不足を補う最新の整備機器が所狭しと紹介されていました。

整備作業には自動車を持ち上げる整備リフトが欠かせません。北海道マツダには何台のリフトがあると思いますか??
なんと、全道に331台のリフトがありました。「リフト」と一言で言っても、整備内容や取り扱う車種によって色んな種類があるんです。
ここでは簡単にリフトの種類をご紹介しましょう!

ちょっとレトロですが、現役バリバリで活躍中! 「4柱リフト」

4柱リフトは前後左右に支柱が有り堅牢な構造をしています、平行に並んだ長方形の分厚い鉄板に乗り上げタイヤごと車体を持ち上げます。
主にタイヤを外さない作業(エンジンオイル交換等)や下回りの点検・確認作業に使われます。
早く下回りを見たいときに活躍します、運用にはスペース効率と四隅の支柱に気を付けなくてはなりません。

ちょっとレトロですが、現役バリバリで活躍中! 4柱リフト

普段は床下に収納、乗り入れてそのままリフトアップ可能 「埋設2柱リフト」

最近のメジャーはこのタイプになります。
一昔前はリフトを一番下まで下げても、リフトのアーム部分が床の上に15cm~20cm突出していましたが、最近のモデルは完全に床面と水平になり完全バリアフリー化されていて工場内の移動時のつまづきを防止し安全面も考慮されています。
車両をリフトアップするときは車体下部の指定ポイントへ硬質ゴムをセットし車体へリフトが直接触れないよう配慮しています。
このタイプリフトにはプレートタイプとアームタイプ、プレートとアーム両方のツーウェイタイプがあります。
写真のリフトはアームタイプです。(ちなみに上の4柱リフトの手前に映っているのが旧式の2柱アームタイプリフトです)

普段は床下に収納、乗り入れてそのままリフトアップ可能 埋設2柱リフト

持ち上げた姿に圧倒されます。貴重な存在 「大型トラック用リフト」

大型車両を持ち上げる専用リフトが有ります。
前後2柱式で、後方の柱はスライド移動し車体のサイズに合わせることができます。
このタイプのリフトは設置の為床面に、深さ4mくらいのコンクリート製の堀を作り床面近くにスライドレールを取り付けてから設置します。
2トン以上有る車両を持ち上げるためリフトアップポイントには正確に車両をセットし何度も確認をしながらゆっくり上昇させます。
一見不安定そうですが、車両の自重もありビクともしません。

持ち上げた姿に圧倒されます。貴重な存在 大型トラック用リフト

安全確認は欠かせません。

1,000kg以上もある車両を持ち上げ整備をするため、持ち上げる車の重心位置は決まっています。正しい位置に車両をセットしないと脱落や車体損傷につながる為、細心の注意が必要です。
また、リフトには安全装置がついており、急な油圧低下や、停電などが発生しても下降せずに位置を固定する仕組みになっているため整備士は安全に作業に従事できます。ただし、保守点検や作動点検など日々の確認は必須です。

安全確認は欠かせません。

北海道マツダには全道に331台のリフトがありました。
整備機器も消耗品の為、新しく取り替える必要があります。
入れ替える台数は年間およそ40台になります!!
整備作業を安全、スムーズに行うためには設備投資は欠かせません。
如何でしょうか?
北海道マツダの整備工場にはその他の機械設備も用意し、お客様のお車を修理するために万全の態勢で整えています。
お車のことなら、お気軽にご相談ください。

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