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HOKKAIDO MAZDA TIMES BLOG

2023.09.02

Times Blog
サービススタッフの熱い夏! 伝統のサービス技術社内大会が4年ぶりに復活!!

整備来店のお客様対応力向上、整備技術の向上を目的に1963年(昭和38年)から「北海道マツダサービス技術大会」を行っています。
今回で56回目を数え、2019年新築の「菊水研修センター」での初開催となりました。
当日は札幌第一、札幌第二、道央道南、道東、道北と5つのチームが出場。
全道各地から多くの社員も選手の応援に駆けつけ、久々に盛大に行われました。

アドバイザー1名、エンジニア2名の3名で編成されたチームの総合得点で競われるこの大会。
これまでに例のない接戦となり、僅か1点差で札幌第二チームが総合優勝となりました。

開会式の選手宣誓

横井社長と選手の皆さん

表彰式の模様

優勝した札幌第二チーム

サービス技術大会とは?

各地区の若手スタッフを中心に3人一組で構成。学科、実技の総合点を競います。
この大会に向けて各地区でもミニ合宿を行ったり、先輩たちが駆け付けアドバイスを送り、チーム一丸となって成長が感じられる大会です。
この大会をきっかけに地区大会メンバーに選出されて、地区大会を勝ち上がって全国大会に出場する選手もおり、全国大会への登竜門といえる大会です。

1.アドバイザー競技 日々起こり得るシチュエーションでの入庫したユーザーから不具合を問診する20分間のロープレからスタート。
お申し出事項はエンジニア競技にもつながるため、不具合内容をエンジニアに正確に伝えることがポイントです。

お客様のお出迎えから始まります。

お車の側でお申し出内容を確認します。

店内にて更に詳しく問診を行います。

問診内容と作業内容をエンジニアに伝えます。

2.エンジニア競技 アドバイザーが聞き取ったエンジン始動不良やアインドリング不調などの内容から故障診断ならびに修復を行います。
お客様のお申し出事項に対して、的確な現象確認と不具合箇所の絞り込みを行い、高品質で確実な整備を目指します。
60分の間に実際に部品交換を行い、修復したことを確認します。

※今回の不具合は、イグニッション(エンジンキー)がONにならないという症状。
不具合コードから原因を特定し、修復!なんとかイグニッション(エンジンキー)をONにすることが出来ました。
しかし、スターターは回るけど、なかなかエンジンが始動しません。
PCを駆使し各センサー類の信号を読み取り不具合箇所を特定。
部品を交換しエンジン始動!よしかかった!!

会場も盛り上がります。

しかしながら、今度はエンジンの不調・・・次から次と難問が選手に降りかかります。
問診の内容や考えられる複数のケースから部品を特定し、部品交換を行い修復を行っていきます。
限られた時間と緊張の中で設問をクリアしエンジンがキレイに吹けあがった時、大きな歓声と拍手が選手たちを包みます。

PCとクルマを繋いで不具合コードの確認をします。

エンジンルームで各部品の作動点検を行っています。

配線図をにらみながらどこが悪いのか相談

やっと交換部品を特定し、部品を受取りに行きます。

パワーウインドウの不具合を検証

応援にも熱が入ります。

各地区15名の選手の皆さん、お疲れ様でした。

学科に始まり、実技競技まで、選手のやり切った表情が印象的でした。
この経験が今後の糧になると信じています。

大会運営スタッフの皆さんもお疲れ様でした。

選手の真剣さに応えるため、運営側の審査員も事前に入念な打ち合わせを行い、公正に行われるようスタッフも真剣に取り組んでいました。
そのほかにも会場設営や競技進行など、スタッフの皆さんもお疲れ様でした。

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