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HOKKAIDO MAZDA TIMES BLOG

2024.01.15

Times Blog
~北海道マツダ創立70周年記念事業~ 北海道内の整備士育成校10校へ
クリーンディーゼル実習車及びスキャンツールを寄贈

帯広高等技術専門学院 様

釧路高等技術専門学院 様

北海道マツダは2023年に創立70周年を迎えることが出来ました。これもひとえにお客様、お取引先、地域の皆様のご理解あってのことと改めて感謝申し上げます。

当社では70周年記念事業として、何かお役立ち出来ることはないかを検討してまいりました。2012年にCX-5が登場以来、「クリーンディーゼルと言えばマツダ」と仰っていただけるほど、マツダはクリーンディーゼルに力を入れてきました。

昨今、CASEなど自動車業界の動きもめまぐるしいですが、国内においてはディーゼルエンジン車も多く活躍しております。道内の自動車整備専門学校を訪問した際にクリーンディーゼル車の教材が不足しているとのお声が有りましたので、この度、クリーンディーゼル車と、そのエンジン整備に欠かせないスキャンツールを道内10校に70周年記念事業として寄贈させていただきました。

クリーンディーゼル車とは?

クリーンディーゼル車は、従来のディーゼル車に比べて環境への負荷を低減するための技術を取り入れた車両です。具体的にはコモンレール(燃料噴射を電子制御で細かく制御することにより不完全燃焼を減らし、煤の発生や振動が少なくなる技術)やDPF(排気ガス中の煤をフィルターに集積し高温で焼き切る装置)を装備した車両です。

何と言ってもアクセルを軽く踏んだだけで、力強い加速と安定した速度を維持し、長距離走行時には特にその軽快さを感じていただけるエンジンです。

スキャンツールとは?

スキャンツール(故障診断機とも呼ばれています)は、自動車のエンジンやシステムの診断、サービスコードの読み取り、プログラムの更新などを行うための装置やソフトウェアです。車両のコンピューターにアクセスし問題の特定や各種データを収集します。
電子制御が主流の現在では無くてはならない整備機器の一つです。

教材のアップデートにより最新技術に触れていただきたいです

自動車整備専門学校は、技術的なスキルや専門知識を身につけるための重要な学びの場です。しかし、クリーンディーゼル車両に関しては実習教材が不足していることから、実際に学生の皆さんが就職し修理車両と向き合ったとき、実習内容とギャップがあり、入社してからも多くの事を学ばなくてはいけないのが現状です。

このような状況を踏まえて、この度、各教育機関へクリーンディーゼルエンジン搭載の実習車及び対応可能な最新のスキャンツールをセットで寄贈することと致しました。より深い理解と経験を積んでいただく一助になればと願っています。

人材育成におけるこれまでのご尽力に感謝

この度、弊社が創立70周年を迎えることができた一つには、自動車整備士養成機関の先生方や関係者の方々の永年に渡るご協力と支えがあったからに他なりません。

毎年、自動車整備士の国家資格を取得した優秀な人材を、輩出し続けていただいていることにより、一定数の整備士を迎え入れることができ、お客様へ安定的に質の高い整備をご提供することが可能となっています。

近年は少子高齢化に伴い自動車整備士を目指す学生が減少し、学校経営も効率化を求められていると聞いております。北海道マツダ販売株式会社は今後も各自動車整備士養成機関と協力し、自動車整備士の育成に注力していきます。

自動車は未だ日本の基幹産業であり、先進安全技術や環境性能、EV化など進歩も著しく最新技術に触れることのできる魅力ある産業です。今回の記念事業が、将来の自動車整備業界をけん引する若者の増加に少しでも貢献できれば幸いです。

日本工学院北海道専門学校 様

北海道自動車整備大学校 様

札幌科学技術専門学校 様

北日本自動車大学校 様

函館高等技術専門学院 様

旭川高等技術専門学院 様

北見高等技術専門学院 様

旭川実業高等学校 様

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